ヴェルサイユ宮殿の美しさ
皆様、こんにちは、(株)スムーズハウジングの丸山です。
先週に引き続き、インフルエンザが大流行で、学校では学級閉鎖が相次いでいるようです。
皆様、手洗いうがいをこまめにして、インフルエンザ対策をして下さい。
さて、今日ご紹介するのは、
フランス随一の豪華絢爛さを誇るヴェルサイユ宮殿です。
誰しも、一度は耳にされたことのある名前ではないでしょうか?
ヴェルサイユ宮殿は、元々はルイ13世の狩猟の館としてその前身が建てられました。
1661年よりルイ14世が建設に着手し、建築家ル・ヴォーとマンサール、画家・装飾家のル・ブランの設計と内装によってほぼ大部分が完成し、1682年に正式に王宮が移されて、当時の政治の中心となりました。
また、王族が民衆の力に屈したフランス革命の歴史となった場所でもあります。
今では、数奇な運命に翻弄されたヴェルサイユ宮殿は、その美しさで多くの観光客が訪れている人気の観光スポットです。
広大な敷地内に作られた豪華な宮殿だけではなく、見事なフランス式庭園や美しい離れなど見どころがたくさんあるのも特徴です。
美しい外見からは想像も付かない悲劇が繰り広げられたヴェルサイユ宮殿。
女性なら誰しも憧れるのではないでしょうか?
16世の妃としてオーストリアから嫁いできたのがマリー・アントワネットです。
ヴェルサイユ宮殿の魅力は建築の美しさもありますが、マリー・アントワネットの数奇でドラマチックな人生も、その人気を支えている一つの要因となっています。
ヴェルサイユ宮殿で有名なのが
こちらの鏡の回廊です。
王と王妃がこの回廊を通る時、貴族が並び声を掛けられるのを待っていたと言います。
いろいろな思いが渦巻く回廊でもあるのでしょう。
マリー・アントワネットが使ったと言われている隠し扉があるのが王妃の寝室です。
ここでは出産の様子も人々に見学され、プライバシーはなかったと言います。
王妃の生活は想像もつかないほど、辛いものだったのかもしれませんね。
このプチ・トリアノンに王妃の村里という場所を作ったマリー・アントワネットは野菜やチーズ作りを子供と楽しみ、ゆっくりとした時間を過ごしていたそうです。
王妃という立場の大変さが、日常のマリー・アントワネットから分かるような気がします。
いかがでしたか?建物の美しさとは裏腹にヴェルサイユ宮殿で繰り広げられた歴史こそがまた、世界を魅了させるのではないでしょうか?
建物はただ建てられるているのではないのですね。
そこに住む人々の思いこそが、その建物をいかすのでしょう。
これから、お住まいをお探しになる方も、今、住まわれている方も、
住む人の思いが家を作るのかもしれませんね。