シャウエン(シェフシャウエン)って知ってますか?
こんにちは、(株)スムーズハウジングの丸山です。
豆まきはなさいましたか。
年の数だけ豆を食べるといいますが、年々、食べきれないほどの量になっていくのがちょっと悲しい今日この頃です。
さて、今日ご紹介する建物は、
北アフリカ・モロッコ北部のリフ山脈の奥深くにあるシャウエン(シェフシャウエン)をご紹介いたします。
シャウエンの旧市街(メディナ)は、家の壁も道の階段も、水色から深い青色まで、多彩な青で染められています。
その理由として最も有力なのが、その昔スペインから追われシャウエンに住みついたユダヤ人によるもの、という説。
ユダヤ教にとって青が神聖な色であったことから、家や道をつくる際に青色で染めていったのだそうです。
イスラエルが建国されると、シャウエンにいたユダヤ人のほとんどはイスラエルへと移住していきましたが、
町を青色に染める習慣だけは残った、ということです。
世界の建物を調べてみると、本当に深い歴史があることに気づきます。
ただ、建てられたのではなく、
その時の人々の思いが、
深く刻まれているのだと思わずにはいられません。
見たことはあるのではないでしょうか?
心に残る建築物になるには、
そこで起きた歴史も大きく影響してくるのではないでしょうか?
家族との歴史もそうだと思うのです。
家族にとって、家とは、家族の歴史そのものではないでしょうか?
家族とともに生きる『家』。
素敵な家との出会いを願っております。